2013年01月29日

ダイヤ改正で勇退する車両たち ②

 先日は多客臨としても運転された、クモハ123-1「ミニエコー」。引退が発表されてから、撮影されるファンの方も日に日に増えてきたような気がします。JR東日本唯一の存在だったクモハ123。塩尻と辰野を毎日行ったり来たり。活躍は決して花形ではなかったかもしれませんが、地域の輸送を支えた大黒柱でもありました。


短い眠りから覚めたミニエコー。まもなく辰野へ向けて出発します(松本駅にて)

 そして来たる3月16日のダイヤ改正をもって、「ミニエコー」は第一線から退くことになります。「ロングシート」の名に相応しい長さを誇る座席、"JNRマーク" が残る扇風機、懐かしい書体で書かれた案内板など、短いながらもレトロな列車旅を楽しめる「ミニエコー」。活躍は残りわずか。ぜひ塩尻近辺へお越しの際は、一度ご乗車されてみてはいかがでしょうか?


発車案内にはきちんと、「1 Car」の文字が。1日1度しか見られない表示です(松本駅にて)


途中駅での降車に関する案内板と、「JNR」マーク入りの扇風機(一部の扇風機のみ付いています)  


Posted by 新田川公園 at 21:10JR東日本(長野支社)