2016年07月12日
諏訪岡谷線に思う(?)
運行会社が多く、しかも県外の業者(山梨交通)が長野県内で毎日滞泊するという、珍しい運用が組まれている諏訪岡谷線。(ダイヤ改正は時折ありますが、運行会社が変わることは特にありません) 岡谷を出発し、中央道昭和までこまめに乗客を拾うため、特に週末を中心に増発便が付くこともしばしばです。
座席自体は各社まずまずと言えますが、各社共に汎用車両を用いているため、他路線にあるようなSクラス・ひとりだけシート等のサービスはありません。とはいえ、岡谷地区から乗ればそこそこ時間はかかりますので、何らかの付加価値が付くといいなぁと思ってはいるのですが・・・。ちなみに先日乗車した際は3台運行。ところが3号車が一番年式が新しかったという(笑) しかもコンセント付きでした (^^;

中央道昭和(双葉S.A)で休憩する3台。専用のスペースで休憩中も客扱いをします
座席自体は各社まずまずと言えますが、各社共に汎用車両を用いているため、他路線にあるようなSクラス・ひとりだけシート等のサービスはありません。とはいえ、岡谷地区から乗ればそこそこ時間はかかりますので、何らかの付加価値が付くといいなぁと思ってはいるのですが・・・。ちなみに先日乗車した際は3台運行。ところが3号車が一番年式が新しかったという(笑) しかもコンセント付きでした (^^;
中央道昭和(双葉S.A)で休憩する3台。専用のスペースで休憩中も客扱いをします
2016年04月06日
ありがとう、「新宿西口高速バスターミナル」
4月4日に華々しくオープンした「バスタ新宿」。点在する高速バス乗り場を集約し、新宿駅からのアクセスも格段に良くなりました。その一方で、長らく新宿の高速バスターミナルとして営業してきた、駅西口の新宿高速バスターミナルは役目を終え、今では増発便や一部バスツアーの発着場所として使われるだけになりました。1号車はバスタから、増発便は従来通りの場所から・・・というのは、慣れない方にとってはちょっと不自由な感じもしますが、いずれはバスタに一本化されるのでしょうか。

常に警備員の方がいた西口のターミナル。通行人の流れを見ながら、発車の時を待ちます

ピッ、ピッ・・・という笛の音、最後の最後まで注意を払い、続々とバスが出発していきました
このターミナルの近辺ですが、既にヨドバシカメラの建て替え等再開発の計画が上がっているため、そう遠くない未来に見納めとなってしまう可能性は高いと思われます。後は繰り返しになりますが、増発便をバスタでさばききれるかどうか・・・。
常に警備員の方がいた西口のターミナル。通行人の流れを見ながら、発車の時を待ちます
ピッ、ピッ・・・という笛の音、最後の最後まで注意を払い、続々とバスが出発していきました
このターミナルの近辺ですが、既にヨドバシカメラの建て替え等再開発の計画が上がっているため、そう遠くない未来に見納めとなってしまう可能性は高いと思われます。後は繰り返しになりますが、増発便をバスタでさばききれるかどうか・・・。
2016年01月18日
センター試験シャトルバス (諏訪バス)
昨日まで行われたセンター試験。私もはるか昔に受験した覚えがありますが (^^; 今年もアルピコ交通では、「合格祈願」LEDを出したのでしょうか。私も出張の折に、ちょっと茅野駅でシャトルバスの様子を見てみました。

松本から活躍の場を移した95455号車。特徴的なスタイルは健在です(茅野駅)
LEDが切れてしまいましたが、諏訪バスでは「Shuttle Bus」と表示されていました
松本から活躍の場を移した95455号車。特徴的なスタイルは健在です(茅野駅)
LEDが切れてしまいましたが、諏訪バスでは「Shuttle Bus」と表示されていました
Posted by 新田川公園 at
19:00
│アルピコ交通(諏訪バス)
2014年11月19日
短命に終わった(!?) 94685号車
新社番が定着しつつあるアルピコ交通。そんな中、バス仲間の方とお話する際、度々話題にのぼるのがこの車両です。

94685号車(年式から元・旧川中島バス妙高営業所所属、40020号車と推定されます)
同僚だった40099号車は、妙高営業所移管と共に引退しましたが、この車両は年式が若干若かったためか、私が撮影した2012.11には松本本社でナンバー再登録&新社番を付与された上で、留置されていました。ところがこれ以後、私も他の方からも全く目撃情報がなく、どの路線で走ったのかも分からないという、「謎」の車両です。

以上2枚・アルピコ交通・松本本社にて許可を得て撮影(2012.11)
94685号車(年式から元・旧川中島バス妙高営業所所属、40020号車と推定されます)
同僚だった40099号車は、妙高営業所移管と共に引退しましたが、この車両は年式が若干若かったためか、私が撮影した2012.11には松本本社でナンバー再登録&新社番を付与された上で、留置されていました。ところがこれ以後、私も他の方からも全く目撃情報がなく、どの路線で走ったのかも分からないという、「謎」の車両です。
以上2枚・アルピコ交通・松本本社にて許可を得て撮影(2012.11)
2014年11月11日
スワンバスの終車表示
当ブログでも度々ご紹介している「スワンバス」。内回り線をJRバス関東、外回り線をアルピコ交通(諏訪バス)が担当し、終車は内回り線が下諏訪駅止まり、外回り線が上諏訪駅止まりとなります。きちんと終車用の表示も用意されており、内回りは岡谷駅南口で表示の変更を行っていました。
この時間、内回り・外回り双方のスワンバスが岡谷駅で "出会う" わけですが、外回りについては表示を変更しないまま、岡谷駅を発車していきました。おそらく、停車時間が確保されている下諏訪駅で表示を変え、終点となる上諏訪駅へ向かうと推測されます。それにしても、朝早く夜遅くまで運行されている「スワンバス」。本数こそ限られていますが、1乗車150円は魅力的ですね (^-^)

諏訪湖をラスト1周!そして下諏訪駅へ向かいます(内回り最終便)

経由地表示も「終車」仕様に・・・
この時間、内回り・外回り双方のスワンバスが岡谷駅で "出会う" わけですが、外回りについては表示を変更しないまま、岡谷駅を発車していきました。おそらく、停車時間が確保されている下諏訪駅で表示を変え、終点となる上諏訪駅へ向かうと推測されます。それにしても、朝早く夜遅くまで運行されている「スワンバス」。本数こそ限られていますが、1乗車150円は魅力的ですね (^-^)
諏訪湖をラスト1周!そして下諏訪駅へ向かいます(内回り最終便)
経由地表示も「終車」仕様に・・・
2014年11月02日
"縁起がいい(!?)" 高速バス
私も時折利用させていただいている、諏訪・岡谷~新宿線。そのちょっと変わった運行形態については、先日の記事でまとめた通りですが、実はこの路線、諏訪にちなんでこんな場所も通ります。(=なおこの光景は、岡谷I.C経由便では見ることができません)
岡谷駅を発車したバスは、諏訪I.Cまで下道を走ります。赤羽根バス停を発車、バスは諏訪I.C前バス停に立ち寄るため、一旦国道20号から離れて右折していきます。すると目の前には・・・?

目の前には何と「鳥居」!どうやらこの道、諏訪大社の参道になっているようです。そして?

バスはそのまま鳥居をくぐって、飯島信号を左折。諏訪I.C方面へ・・・
それまで幹線道路を走っていたバスが、横道にそれた途端、目の前には鳥居・・・初めて見た時には、本当にビックリしました (^^;
岡谷駅を発車したバスは、諏訪I.Cまで下道を走ります。赤羽根バス停を発車、バスは諏訪I.C前バス停に立ち寄るため、一旦国道20号から離れて右折していきます。すると目の前には・・・?
目の前には何と「鳥居」!どうやらこの道、諏訪大社の参道になっているようです。そして?
バスはそのまま鳥居をくぐって、飯島信号を左折。諏訪I.C方面へ・・・
それまで幹線道路を走っていたバスが、横道にそれた途端、目の前には鳥居・・・初めて見た時には、本当にビックリしました (^^;
2014年10月04日
スワンバス・年に1度(?)の行先「石舟渡前止まり」
諏訪湖を周遊する「スワンバス」。沿線の自治体でも、シルキーバス・かりんちゃんバス・あざみ号などがありますが、自治体をまたいで諏訪湖を周るのは、このスワンバスのみです。運行は内回り・外回り共にあり、双方のダイヤが下諏訪駅で時間調整を行っています。
そんなスワンバスですが、諏訪湖花火大会開催時は例年運休、新作花火大会開催時は特殊運行となり、下諏訪駅~石舟渡前バス停での折り返し運行となります。下諏訪駅止まりの行先表示は、毎日最終の入庫便で見ることができますが、石舟渡前止まりの行先表示は、おそらくこの日のみの表示ではないでしょうか。それ以上に、きちんとこの表示が用意されているところが、何とも細かいですね (^^;

岡谷駅南口で出会ったスワンバス×2台。先頭が内回り線「石舟渡前止まり」のバスです

「石舟渡前止まり」…と言われても、どこまで行くのかなかなかピンときませんね (^^;
そんなスワンバスですが、諏訪湖花火大会開催時は例年運休、新作花火大会開催時は特殊運行となり、下諏訪駅~石舟渡前バス停での折り返し運行となります。下諏訪駅止まりの行先表示は、毎日最終の入庫便で見ることができますが、石舟渡前止まりの行先表示は、おそらくこの日のみの表示ではないでしょうか。それ以上に、きちんとこの表示が用意されているところが、何とも細かいですね (^^;
岡谷駅南口で出会ったスワンバス×2台。先頭が内回り線「石舟渡前止まり」のバスです
「石舟渡前止まり」…と言われても、どこまで行くのかなかなかピンときませんね (^^;
2014年08月01日
もう8月です+諏訪・岡谷~新宿線乗車記 (^^;
更新をしようと思いながら、なかなか時間も取れず気が付けば8月。それでもようやく仕事が一段落(!?)し、先日久々に諏訪・岡谷~新宿線で新宿へ行ってきました。この系統は、アルピコ交通の高速バスの中でも、最も(!?)分かりづらい系統とも言えるのではないでしょうか。
まずは経路。経由地によって、バス停によっては所要時間が前後します。まず茅野駅発着はごく少数。岡谷I.C経由は上諏訪駅を始発とし、一旦 "逆戻り" して岡谷駅方面へ。(こちらも本数少。)諏訪I.C経由は岡谷駅を始発とし、すぐに高速に乗らず、下道で諏訪I.Cまで走ります。よって諏訪I.C経由、岡谷I.C経由では、同じバス停でも、バス停の場所が逆になる場合もあります。

アルピコ交通(諏訪バス)の車両では、経由地も表示されます
そして停留所が山梨県「中央道昭和」まで続くため、上りはこのバス停まで乗車扱いを行います。山梨県内では、各停留所からコンスタントに乗車があり、長野県諏訪・岡谷地域に加え、山梨県西側の地域も広くカバーしている系統と言えます。途中休憩は双葉S.Aですが、中央道双葉東バス停を兼ねているため、バスは専用の停留所スペースでしばしの休憩です。

双葉東バス停=双葉S.Aで休憩中の39641号車。休憩は約10分間です
2県にまたがってバス停があるため、運行事業者も多種多様、実に5社の共同運行となっています。特に山梨交通便は、岡谷(神明車庫)で滞泊する運用となっていますので、何らかの形で乗務員&車両の交代があるのでしょうね。(=敷島への出入庫は、甲府~新宿線を使えば容易かと思いますが・・・)
・・・まだまだ研究しがいのある系統と言えそうです (^^;
まずは経路。経由地によって、バス停によっては所要時間が前後します。まず茅野駅発着はごく少数。岡谷I.C経由は上諏訪駅を始発とし、一旦 "逆戻り" して岡谷駅方面へ。(こちらも本数少。)諏訪I.C経由は岡谷駅を始発とし、すぐに高速に乗らず、下道で諏訪I.Cまで走ります。よって諏訪I.C経由、岡谷I.C経由では、同じバス停でも、バス停の場所が逆になる場合もあります。
アルピコ交通(諏訪バス)の車両では、経由地も表示されます
そして停留所が山梨県「中央道昭和」まで続くため、上りはこのバス停まで乗車扱いを行います。山梨県内では、各停留所からコンスタントに乗車があり、長野県諏訪・岡谷地域に加え、山梨県西側の地域も広くカバーしている系統と言えます。途中休憩は双葉S.Aですが、中央道双葉東バス停を兼ねているため、バスは専用の停留所スペースでしばしの休憩です。
双葉東バス停=双葉S.Aで休憩中の39641号車。休憩は約10分間です
2県にまたがってバス停があるため、運行事業者も多種多様、実に5社の共同運行となっています。特に山梨交通便は、岡谷(神明車庫)で滞泊する運用となっていますので、何らかの形で乗務員&車両の交代があるのでしょうね。(=敷島への出入庫は、甲府~新宿線を使えば容易かと思いますが・・・)
・・・まだまだ研究しがいのある系統と言えそうです (^^;
Posted by 新田川公園 at
23:28
│アルピコ交通(諏訪バス)
2013年02月10日
「かりんちゃんバス」エプロン付きの "レインボー"
2年連続の「御神渡り」が観測された諏訪湖。残念ながら、昨年私が撮影した渋崎周辺では、私が行った時には御神渡りは溶けてしまいましたが (^^; ・・・そんな記事を先日アップしたばかりですが、いつも私が「御神渡り」を利用する際に利用しているのが、コミュニティーバス「スワンバス」&「かりんちゃんバス」です。
今年は往復、かりんちゃんバスにお世話になりましたが、帰りに乗車したのがアルピコ交通(諏訪バス)の30214号車。塗装はダイナミックストライプがデザインされた一般的なものとなっており、前面に「かりんちゃんバス」のエプロンが付いていました。
そういえば、「かりんちゃんバス」の放送は、かつて旧・川中島バスの「8トラ」(=現在の音声合成になる前の放送)で使われていた声と同じでした。放送を聞く限り、かりんちゃんバスの放送が「8トラ」なのか「音声合成」なのかは判断できませんでしたが、諏訪バスエリアでは今でも、一般路線バスではこの「声」が使われているのでしょうか?

エプロン付きの「かりんちゃんバス」。一部区間は「スワンバス」と重複しています
今年は往復、かりんちゃんバスにお世話になりましたが、帰りに乗車したのがアルピコ交通(諏訪バス)の30214号車。塗装はダイナミックストライプがデザインされた一般的なものとなっており、前面に「かりんちゃんバス」のエプロンが付いていました。
そういえば、「かりんちゃんバス」の放送は、かつて旧・川中島バスの「8トラ」(=現在の音声合成になる前の放送)で使われていた声と同じでした。放送を聞く限り、かりんちゃんバスの放送が「8トラ」なのか「音声合成」なのかは判断できませんでしたが、諏訪バスエリアでは今でも、一般路線バスではこの「声」が使われているのでしょうか?
エプロン付きの「かりんちゃんバス」。一部区間は「スワンバス」と重複しています
Posted by 新田川公園 at
20:00
│アルピコ交通(諏訪バス)
2013年01月27日
「御神渡り」は消えてしまいましたが…
昨年久々に姿を現した「御神渡り」。私は見たこともなく、どこへ行けばよいのかも分からず (^^; 結局「スワンバス」に乗車し、アルピコ交通(諏訪バス)の運転士さんから、ちょうど下諏訪駅での時間調整中にお話を伺い、最終的に原田泰治美術館・渋崎近辺(諏訪湖の南側にあたる部分です)で「ここが良いと思うよ」と言われ、無事に拝むことができたという思い出がありました。
その時聞かせていただいたお話によれば、昔はもっと隆起がはっきりしていたこと、全ての氷の筋が「御神渡り」ではなく、特定のルートを辿るもののみ、正式な「御神渡り」として認定されるということなど、本当に "地元の方のみが知る人ぞ知る" 情報ばかりで、バスで行って良かったなと実感したことを覚えています。
そして2013年。御神渡りは再び姿を表しました。平日はまず仕事で行けませんので、冷え込んだ今朝を選んで同じ場所へ。今回は「かりんちゃんバス」を使い、運転士さんとまた出発前に話をお聞きしたのですが、「渋崎の辺りはみんな消えちゃったんだよ。あの大雪がいけなかったかなぁ…。この間まで、何とか見れたんだけどね。でも、2年連続で見られたのは珍しかったかもしれないね。」とのこと。しかし「でも、今朝は白鳥が渋崎に来ているんだ。見ていくといいよ。」と言われ、前回と同じく「原田泰治美術館」バス停で下車。
御神渡りは拝むことができませんでしたが、白鳥が氷上で羽を休める姿を見て、何だかホッとした気分になりました。そして私がその場を去ろうとした時、白鳥たちは一斉に飛び立っていきました。長旅を終え、諏訪の地で羽をやすめる白鳥。時間こそ短くとも、ぜひゆっくりしていってほしいですね。最後になりましたが、お世話になったアルピコ交通の運転士さん、ありがとうございました!

氷上でしばし羽を休める白鳥たち(諏訪湖・原田泰治美術館近辺にて撮影)
その時聞かせていただいたお話によれば、昔はもっと隆起がはっきりしていたこと、全ての氷の筋が「御神渡り」ではなく、特定のルートを辿るもののみ、正式な「御神渡り」として認定されるということなど、本当に "地元の方のみが知る人ぞ知る" 情報ばかりで、バスで行って良かったなと実感したことを覚えています。
そして2013年。御神渡りは再び姿を表しました。平日はまず仕事で行けませんので、冷え込んだ今朝を選んで同じ場所へ。今回は「かりんちゃんバス」を使い、運転士さんとまた出発前に話をお聞きしたのですが、「渋崎の辺りはみんな消えちゃったんだよ。あの大雪がいけなかったかなぁ…。この間まで、何とか見れたんだけどね。でも、2年連続で見られたのは珍しかったかもしれないね。」とのこと。しかし「でも、今朝は白鳥が渋崎に来ているんだ。見ていくといいよ。」と言われ、前回と同じく「原田泰治美術館」バス停で下車。
御神渡りは拝むことができませんでしたが、白鳥が氷上で羽を休める姿を見て、何だかホッとした気分になりました。そして私がその場を去ろうとした時、白鳥たちは一斉に飛び立っていきました。長旅を終え、諏訪の地で羽をやすめる白鳥。時間こそ短くとも、ぜひゆっくりしていってほしいですね。最後になりましたが、お世話になったアルピコ交通の運転士さん、ありがとうございました!
氷上でしばし羽を休める白鳥たち(諏訪湖・原田泰治美術館近辺にて撮影)
Posted by 新田川公園 at
20:33
│アルピコ交通(諏訪バス)