2013年10月12日

しなの鉄道・お客様感謝イベント Report.2

 さてイベント開始まもなく、早速「入換列車乗車体験参加者の方は、改札口の方へ・・・」というアナウンスが流れ (^^; そもそも仕事の関係で限られた時間内での滞在だったため、イベント会場にいたのはわずか10分弱くらいだったでしょうか。そして改札口からは参加証明書を提示し、構内へと入ります。スタートは2番線。759Mで到着の車両をそのまま使用するようです。

 編成は新たなしな鉄に仲間入りした、115系S22編成→元・N51編成。大糸線・篠ノ井線でお世話になった車両も、今ではしなの鉄道の車両となったのですね・・・。しかも前後にはカラーが異なるHM付き。このような細かい演出には本当に感激します。ドアはすぐに開きましたが、「発車までしばらく時間がございます。撮影は今のうちにどうぞ・・・」という旨のアナウンスがありましたので、早速両方向から撮影。となると、HMは入換後に外してしまうのでしょうか。(=実はその通りで、入換体験終了後しばらくして、方向幕変更と共にHMも外され、639Mとして長野へ向かいました)





 今回は「2番線~上り線~3番線~下り線~2番線」というルートでしたが、ただ乗っているだけでなく、特別に車掌さん・運転士さんがマイクを通じてやり取りを行うという演出もあり、入念な確認の後に入換作業が行われていきます。「●×から●×まで、停目▲、あたりなしです」-普段はまず聞かないようなフレーズが聞こえてきます。なお3番線のみ、入換信号機が見えづらいという理由で、入換列車が停車するのは「停目2」ではなく、「停目9」となっていました。

 あっという間に入換体験も終了。S22編成はいつも通りの姿に戻り、長野へと向かっていきました。私ももう少しいたい思いもありましたが、時間の関係で断念 (>_<) 引き続きS22編成のお世話になり、長野へと戻ることに。短時間ではありましたが、本当に充実した時間を過ごすことができました。

入換列車の車窓から(笑)

 案内していただいた社員の方によれば、この「1000分の25‰(パーミル)」は、しなの鉄道屈指の急勾配なんだとか。乗っていればそうはっきりと感じることはありませんが、こんな風景を楽しめるのも、入換列車ならではの愉しみですね。  


Posted by 新田川公園 at 21:43Event Reportしなの鉄道