"時を遡った" 2日間 ①
既に多くのブログでも紹介されている通り、先週末に「辰野経由長野行き・特急あずさ号」(団臨)が運転されました。これについては機を改めてご紹介しますが、引き続き翌日曜日には、長野~軽井沢間片道ながら、「特急あさま」(団臨)が運転され、まさに "時を遡った" 2日間となりました。
特に思い入れが強かったのが「特急あさま」。私が最後に乗車したのは、小学生の時の修学旅行。しかも出発したのは、今回と同じく「7番線」。編成こそ短いものの、16年前の記憶がふと甦った瞬間でした。もう少し待てば、最新鋭の新幹線に乗れた修学旅行。しかし当時の先生方の粋な計らいで、あえて予定を早めて「特急あさま」で上野へ向かいました。
気が付けばあれから16年。長野駅のホームはその姿を変え、花形ホームだった1・2番線も今は駐車場に。しかし7番線から写真を撮ると、フレームの中は1997年当時と、それほど大きな変化がないような気もしました。確かにもう、「特急あさま 上野」や「Lマーク」の表示は幻となってしまいましたが、ゆっくりと出発していくN102編成を見ながら、車内にかつての自分が乗っているような、そんな錯覚すら覚えたひとときでした。
16年前と同じ構図。まさか再び、こんな光景を見ることができるとは・・・
充当されたのはN102。最も「あさま」らしい編成が来たと言っても良いのではないでしょうか
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